2時頃に家に帰り着いて。
起き出さなくてもいいのにさ、
起きてきてくれる母に泣きそうになる。
熊本では月が綺麗で、
オリオンの赤い星の名前はなんだっけとか、
思って。
寒いから
布団に潜り込んだ。
そのすべてがあったかすぎてたまんないや。
震災当日も、それからいままでも、なんらかわりなく毎日仕事をしてるよ。
なんでだろ。
募金箱にちゃらん。
以外に出来ることも分かんなくて。
震災当日に
親分と二人並んでさ。
神社に、産土さまに
願うけど。
出来ること。
なんでしょう。
月が綺麗と見上げるほかには。
なんでしょう。
朝がきますね。
八百万の神っていいます。
むかし、日本には八百万の人がいました。
一人一人が八百万の神さまの一人だったのかもわかりません。
神社には鏡が祀ってあります。
かがみ。
真ん中には「が」があります。
それは「我」かもわかりません。
「が」の回りには、
「か」と「み」があります。
それは「神」かもわかりません。
わからないことばっかり。
出来ること。
なんでしょう。
わからないなりに、なにかをします。